「おいしいOBAMA旅するCARD」は、通称「生産者カード」。
小浜は、古くから食材を都へ献上してきた“御食国”であり、海と京都を結ぶ鯖街道の起点として知られるまち。その歴史を受け継ぐように、いまも野菜や魚、果物を育て、豊かな食を届けているのは、小浜で働く生産者の方々です。

ハウスで生産者に話を聞く、取材の様子
中野さんの愛が溢れる畑や、野菜に対しての優しさに感動し、取材では笑顔が溢れます。

カードは、その一人ひとりを“食のローカルヒーロー”として紹介しています。名前だけではなく、キャッチコピー、旬のカレンダー、Q&A、買える場所や食べられるお店まで。一枚のカードに、生産者の顔と暮らしが詰まっています。集めたり、旬を調べる参考にしたり、お店を探したり、会いに行ったり。使い方は、受け取った人の自由です。

これまでに紹介した生産者は、40人以上。ほうれん草をつくる中野さんのキャッチコピーは「どこに行くより、畑にいたい」。話を聞くほどに、その土地でしか出会えない人の顔が見えてきました。

気づけば、取材するたびに自分たちのほうが小浜に惚れ込んでいきました。自分の暮らす地域に、これほど豊かな食をつくる人たちがいてくれること。その一人ひとりの暮らしと誇りを、一枚のカードに掘り起こしていく。取材のたびに、頭が下がる思いと、小浜らしい丁寧な仕事に感動する時間となりました。
地域や産業に触れ、思いをカタチにしていくこと。それは、取材した方はもちろん、まちそのものを元気にすることにもつながっていく。この仕事を通して、そのおもしろさをあらためて実感しました。

ハウスの通路で、楽しげにポーズをとる3人

地域の生産者や一次産業の魅力を、まちの内と外へ伝えたい方は、ぜひ一度お声がけください。


Client 小浜市
Period 2020年〜2022年
Credit 企画・取材・撮影・編集・ライティング・デザイン ― UMIHICO